議会自民党は、東京の環境を守りつつ中小企業の保護に全力を尽くしております。
平成13年7月に導入されたほう素・ふっ素等の排水基準については、一部の業種の排水処理技術が開発途上にあることから、暫定排水基準が設定され、これまでも三度にわたり基準の適用期限が延長されてきました。現行の暫定基準は、本年6月30日をもって適用期限が切れるため、このまま厳しい一律の排水基準が適用されれば、中小零細企業では、その対応に苦慮することが予測されます。
そのため、暫定排水基準の適用期限の延長を国に対して要請するとともに、新しいめっき加工技術や排水処理技術の普及を大手メーカーに働きかけ、早期に実用化するよう都知事に対して要望いたしました。
また、都議会においては、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣等に対して共同で意見書を提出すよう提案しています。
